重心測定。
パイロットがコクピット内のどの位置に体を置くと重心が設計値になるかを測定します。
操縦時のピッチ操作感覚をパイロットが確認する、とても重要な作業です。
鳥人間レポート第二弾。
大会が近づき、機体の調整が最終段階にさしかかった重心測定に取り組む様子をお伝えします。
まずは機体の組み立て。
コクピットや尾翼を慎重に取り付けます。
すっっっっごく慎重でした。
みんなで声を掛け合って、ゆっくりゆっくり組み立てていました。
本番前の大切な機体ですからね。
コツンっとやって先輩に怒られる後輩くん、背筋を伸ばして最敬礼。
意外と体育会な感じもあり、熱意が伝わります。
組み上がった機体。
おぉ、大きい。
主翼がついていないのに、この感じ。
すごい迫力です。
これが飛ぶのか。。。
そして、重心測定が始まります。
コクピットに乗り込むパイロットの佐藤さん。
かっこいい。。。
コクピット内で位置を変え、機体の重心変化を計測します。
広い室内、静まり返った空気。
「+1、+2、+3」
「−1、−2、−3」
角度を読み上げる声と、パイロットの動く音だけが響きます。
真剣さが伝播し、思わず息を止めていました。
大会本番まで3週間。
最高の準備をして臨みます。
実際に組み上がった機体を見るのは初めてでしたが、思っていた以上に大きくて繊細でした。
近づいて撮影するのが緊張するほどに。。。
楽しいだけじゃなく、真剣に取り組んでいるからこその魅力なのですね。
2回目にして、完全に鳥人間たちのファンになりました。
以上、鳥人間レポート第二弾。
読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。